正男はセンクウザを死闘の末、なんとか討伐を成し遂げました。 暗雲たちこめるこの世界に平和が訪れるかと思われました。 しかし、センクウザを倒したはずですが、 一瞬は青空であった空が再びねずみ色になろうとしています。 なぜでしょう。 また、何かよからぬことが起ころうとしているのでしょうか。 すると突然、センクウザが(封印された壺のなかで)正男に語りかけてきました。 (いわゆるテレパシーです。) センクウザ「グオォォ・・・グオォォ・・・」 (私は・・・ある方の命令により、世界で暴れまくっていたのだ・・・ この事件は、私によるものではなく、真の元凶によるものだ!!) 正男「なんだと!?」 センクウザ「グオォォ・・・」 (この先にある新たな地へと足を踏み入れろ。 私も彼には、腹をたてていたからな… 正男、本気の私を倒したお前なら、きっと、その元凶を倒してくれるであろう・・・ いや、本来敵である私の話は信用できないかもしれない。 しかし、私を封印しても、元凶は世界の支配を続ける。 見ろ、この再び現れた暗雲・・・これこそ、まだ支配が進んでいる証拠だ。 だから、先に進むのだ。 何、その隙に、私も脱出を図ろうとはしない。いや、寧ろこれからは、この世界の繁栄に手を貸したいと思っている。真の平和を取り戻すには、正男、お前の力が必要なのだ!!) 正男「センクウザ・・・」 正男「・・・分かった。その元凶とやらを倒しにいこうじゃないか!みんなも行くよな!!」」 浩二・ザトシ「ああ!もちろん!!」 真の元凶を倒すべく、センクウザの言う通り、新たな地へと踏み出す正男たちであった・・・。 ???「くっ・・・!センクウザめ。この私を裏切ったな。」 ???「・・・ふん、まあよい。私には、たくさんの部下がいる、正男を倒すだけの実力を持っている!」 ???「・・・正男と戦う日が楽しみだ。グハハハハハ!!」 あのセンクウザをも手下とする真の元凶とはいったい何者なのか! 正男の旅はまだ始まったばかりである・・・。 前編終わり。後編へ続く… |